測定概要

「大型接地極の接地抵抗測定とは」

　接地極の大きさが、９００mm×９００mm程度までのものであれば、簡易型の接地抵抗計により接地抵抗値は測定出来ますが、メッシュ接地極や環状接地極、大型建築物における構造体による接地極等の接地抵抗は、通常の簡易型接地抵抗計では測定出来ません。これは接地抵抗区域内に、電流極(C極)、や電位極（Ｐ極）が入ってしまうためです。
　接地抵抗の定義は、「主接地極に影響を与えない十分な距離から、この接地極に接地電流を流し、無限遠方のところとこの接地極との間の、電位上昇を測定して、真の接地抵抗とする」となっています。
　大型接地極の接地抵抗の測定では、十分な距離を離したところに、電流流入用補助極をもうけ、これと被接地極の間に２０Ａ程度の電流を流し、また電位上昇測定も無限遠方と思われる位置に電位測定用補助極を設けて測定します。この結果より、接地抵抗値(Ｒ)
は、Ｒ＝Ｅ（電位上昇）／Ｉ（測定電流）[Ω]として求められます。

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「測定機器」

　使用している機器は、市販されている測定機器では無く、全て弊社オリジナル、特注品です。そうであるからこそ、お客様の多様なニーズにも対応できるのです。

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