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避雷針(避雷設備)点検

避雷針点検 概要

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「避雷針(避雷設備)点検とは」

避雷針(避雷設備)の耐用年数は、通常10年〜15年です。

  この年数を目安に、避雷針(避雷設備)の改修工事(修繕や交換等)を行うことが勧められています。
 耐用年数を無視して、何も行わなければ、本来の機能を失い、落雷があって
も、その役割を果たさないと言う可能性があります。
 もしそうなれば、設備等に大きな被害が出てしまうことになります。

避雷針(避雷設備)の点検は、JIS(日本工業規格)で定められています。

「JIS A 4201-1992 建築物等の避雷設備(避雷針)」では、年1回以上、次の点検を行うことを定めています。

(a) 接地抵抗の測定
(b) 地上各接続部の検査
(c) 地上における断線・溶融その他の損傷箇所の有無の点検 (JIS A 4201-1992より引用)

  以上の点検を実施した結果、異常が見つかった場合、必ず補修を行わなければなりません。当然、以上の様な定期点検を実施することで、避雷針(避雷設備)の耐用年数を延ばすことにもなります。

それよりもっと大きな問題が起こることもあります。

 定期点検を確実に実施していれば、落雷の被害から逃れることが出来ます。
 しかし、それより、点検を実施していなかったが故に、もっと大きな問題が起こることがあります。

 それは、もし、定期点検を確実に実施していなければ、落雷の被害を受けるのは、仕方ないとしても、金属部分の腐食により、避雷針突針や、避雷設備の一部が落下し、下を通行していた歩行者にその落下物が直撃したり、物や、車等を壊してしまう可能性があります。
 以上の様な、そう言った事故も、頻繁にではありませんが、実際に発生しています。
 次は、もしかしたら、この建物で起こるかも知れないのです。

 人が怪我をしたり、最悪、亡くなることが無かったとしても、ビル内の電気機器や、パソコンが壊れてしまうこと
は、当然起こり得ます。壊れた物は買い換えることは出来ますが、壊れて無くなってしまったデータは、二度と元には戻りません。

 点検を毎年実施して、たとえ避雷設備が壊れていなくても、落雷での被害は、起こりえます。
 しかし、点検を行うことを怠っていたが故に、そう言った落雷による被害が起きたとすれば、それに対する賠償は、想像もつかないほど大きなものになる可能性があります。自然のものだから仕方が無いなどと、言っていられないのです。




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